百日咳について

こんにちは、木田内科医院です。
昨今、日本各地で百日咳が流行しております。
感染者の推移
2025年 1/27-2/2週 全国246人
2025年 6/23-6/29週 全国3353人
※2024年はいずれの週においても3-50人程度
データ:国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイトより
百日咳とは
感染初期は風邪の症状ですが、次第にせきの回数が増え、息が苦しくなることがあります。息を吸い込むときに高い笛のような音が聞こえるのも特徴的です。熱などから回復してからも、その名の通り、苦しい発作性の咳が2〜3か月続きます。小児期に多く見られる疾患でしたが、現在では成人の感染例が増加しております。
赤ちゃんや高齢者にうつすと重症化リスクがあります。
当院での診断
今後も流行が続きますので、咳を主体とする風邪の患者さんを対象に抗原の迅速検査(PCR検査)を導入しました。咳が長引いて苦しいという方は一度ご相談ください。
また、乳幼児を対象とした3種〜5種混合ワクチンの予防効果は10年程度ですので、成人になってからのワクチン任意接種(追加接種)をすることが望ましいとされています。費用は約1万円です。これまでの日本では、成人に百日咳予防含有の3種混合ワクチンを打つという習慣があまり根付いていませんでしたが、百日咳が再び流行している今、大人の追加接種が重要になっています。
予約方法
・電話予約 080-7940-3677 こちらにお電話ください。
・WEB予約 下記サイトからご予約ください。
百日咳かも?という方は「一般内科・消化器内科」または「発熱外来」でご予約して頂いて大丈夫です。医師の判断で検査をします。
よろしくお願い致します。

